未来を創造するSNS (その5)

このようにして
企業と消費者が双方向で繋がる
コミュニティーから新しい商品を
見つけることにつながります。

すべてを機械に任せ自動分析しても
効果は期待できません。

人間の無意識な感情までデータ化し
記録する時代ですが
コンピューターはデータ処理が得意でも
価値ある結果を引き出すには
人間のアイデアは不可欠です。
それに、
記録された無数のデータの中から
有意義な意見が安定して出てくる
とは限りません。

理由として
コミュニティーに参加されたユーザーは
・主体的に
・自発的に
参加されてないユーザーもおられます。
その発言やコメントは有効性が低いです。

ですが
コンピュータはユーザーが過去に書いた
全てのコメントを集めるように動いてます。

有効性の低いデータも意見として
組み込んでしまうおそれがあります。


人間は主体性を持ち
未来に向かって生きてます。
そして無かったものを
考え出そうとします。
そのように新しい何かを創る
という思いで生きてます。

他の人とつながることで
新しい世界が創ることができる
という期待感を抱いて不確実な現在の中で
未来を創ろうとしています。

新しい社会
新しい商品やサービス
それらを創るために
多くの人達はSNSに参加している
といっても過言でありません。

だからこそ
SNSコミュニティーの存在意義が
あるのではないでしょうか。

多くの人とつながることで
自身の想いが現実社会に反映される
という期待を込め
あるいは
自己実現を成し遂げようとSNSに
参加されているのではないでしょうか。

企業も組織もSNSを運営することで
その役割の一端を担うことができます。


人間は未来に向かって行動してますが
未来で何が起こるのか?
誰も分かりません。

計算された世界に住んでるみたいですが
そんなことはありません。

人間は誰もが不確かな世界で生き
絶えず価値ある未来を創っていこう
としています。

新たな価値を創り出す"SNS共同体"を
構築し、そこで生まれた価値観を
より多くの人達と共有する。

そのようにして広がっていけば
SNSの未来は素晴らしいものに
なるのではと思います。

そんなに遠くないうちに
そんな時代が訪れるかもしれません。



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