ネットショップの開設


新規に実店舗を開店され
知人や友人の紹介など
最初のうちは顧客開拓できますが
その後は新規顧客が増えなく、
ネットを使って売ってみようと
考える方は多くおられます。

ネット上に商品を並べれば
売れるという単純な発想で
ネットショップを開設され
ブログやFacebookなどに
実店舗情報を投稿されます。

そして問い合わせフォームから
注文が来るのを待たれます。

ですがブログやFacebookを
毎日のように更新されても
全く注文が来ないからと言う理由で
次第に1ケ月に1回くらいしか
書かれなくなります。

あくまで私個人の意見にすぎませんが
注文が来ないのは当たり前と思います。

ホームページを作られ
ネットショップを開設され
Facebookなどで宣伝すれば
注文が舞い込むと思われることが
"厚かましいなぁ〜"
と言わざるを得ません。


全国のネットユーザーは
類似した商品を売ってる
無数のネットショップの中から
一番好きなショップを選ばれ
購入されています。

その場合、
ネットショップに並んだ商品よりも
むしろブログやFacebookや
ホームページを閲覧されています。

そして、お客様がお店そのものを
気に入られたら、ようやく商品も
見てもらえるようになります。

ですから
まだ見たことも
会ったこともないような
見ず知らずのネットユーザーに
『この店の商品を買いたい』
と思ってもらうことが大切です。

お客様に有利な情報を
毎日のように発信していくことが
第一ではと思います。

全国のネットユーザーに
選んでもらうには
何をすればいいか?
それを考えられて取り組まれることが
大切です。


商品を買ってもらえそうな顧客は
どんな情報が欲しがってるのか?
どんな商品を求めておられるのか?

それが分かれば
ブログやFacebookの記事ネタは
見つかりますが、といいましても、
誰でも簡単にできれば
誰も苦労なんかしません。


一つの方法として、
ネットユーザーは
悩みや不安を持たれています。
その悩みを解決したいから
ネットサイトを閲覧されます。

その悩みを解決するには
どんな記事を書けばいいか?
それが分かれば記事のネタは
見つかります。

真剣に書き続けられることで
ようやく信用してもらえて
もしかすれば
買ってもらえるかもしれません。

お客様のためになる記事を
毎日書かれることで、
『この店の商品を買ってみよう』
となります。

実店舗で売るのと同様に
ネットショップの店主さんも
大変な努力をされています。


インターネットの普及によって
山奥の田舎でも店舗開設して
生計を成り立たせることが
可能な時代になりました。
というより
ネット活用と田舎暮らしは
相性が良いように思います。

その理由として都会でも田舎でも
ネットショップ開設して商売するには
絶対にやらなければならないことが
あります。

商品を作る。
商品を売る。

この2つをやらねば商売は
成り立ちません。

たとえば農家なら農地で農産物を作り
そして売ります。
農協が用意した直売所で売られてますが
定年退職されたシニアさんが
第2の人生として野菜を育て
それを出荷されている直売所が
多くあります。

そのようなシニアさんは
売り上げや利益が少なくても
年金で暮らしていますので
利益度外視の破格破壊の値段で
出荷されたりします。

そうなれば低価格競争に陥って
格安野菜の直売所が出現する
ようになります。

こんな直売所になってしまえば
どんなに丹精を込めて作られ
こだわり野菜を陳列されても
採算維持価格で売ることは
難しいです。
それでも、こだわり野菜を定期的に
購入される常連客さんが
ある程度見つかれば、商売として
成り立つ可能性はないと言えません。
(多分ですが)

と言いましても田舎でしたら
買いに来られるお客様は
どれくらいおられるでしょう。

それに、田舎に住んでる人は
たいていは農地を持っていて
たいていの野菜はご自分で
栽培されたりします。

よほどの"こだわり野菜"でなければ
売れないでしょう。

ですから人里離れた田舎でしたら
なおさら農産物を売るツールとして
ネット販売は有効手段です。


Web専門家でなくても
簡単にネットショップが
開設できるようになりました。
ブログやFacebookなど
SNSで多くの人に宣伝できるように
なりました。

こだわり野菜などの農産物を
求めておられる全国のネットユーザーに
情報発信できるようになりました。

地元で販路拡大する場合と違って
見込み客の人数は無限です。
商品を売るための宣伝は
ホームページやブログなど
SNSからできます。
農作業の合間の時間を
有効に使えます。

直売所で店頭に立って
販売することもなくなります。

ですからネットでは
田舎とか都市といった
距離的なハンディはなく
同じ土俵で販売できます。

むしろ
田舎の特徴を生かしたネタで
ネット通販すれば都会より有利に
展開できます。


このように、
ネット通販が急成長した時代に
なっているにもかかわらず
既存の事業者ほどネット上に
店舗を構えないケースがあります。

ですから
新規参入される新参者に
ネット市場が用意されている
といっても過言でありません。

ですが
ショップサイトやホームページや
ブログやFacebookを作られるだけでは
まず売れません。

ネット販売といえど販路を見つけなければ
やっていけません。
販路開拓は必要不可欠です。

いずれにしても
ネットの大きな流れが来てるのは
まぎれもない事実です。
なのにネット活用されないのでしたら
仕方ありません。

と言いましても
あくまで私個人の意見にすぎませんので
誤解なきようお願いします。



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