買う気にさせるネットショップ (その1)

ネットショップで注文を増やすには
ページのデザインが豪華で
素晴らしくても、それだけでは
充分でありません。

お客様(ネットユーザー)の心を動かし
『買いたい』と思っていただく
工夫が必要で
消費者の購買に至るまでの
心理的プロセスを把握することが
大切といわれます。

そのプロセスは、7段階に区分けされます。


(1)注目してもらう

ネットショップに初訪問されたユーザーが
最初に見る画面(ファーストビュー)で
注意を引きつけることが第一になります。

「ウワッー!何 コレ!」
と注目してもらって
「もう少し見てみようかな・・・」
と感じていただく工夫です。

説明文の字数は少なくして
映像で描写したキャッチコピーが
適切とされます。
『文章を読む』
のでなく、
『見る』
だけで読めるようにします。


(2)興味を抱いてもらう

どんな商品が売られて
有益な商品があるのか?
お客様が一瞬で判断できることが
ポイントになります。

最初にページを開いて
興味を抱いてもらう猶予時間は
3秒といわれます。


(3)連想してもらう

商品を買われ使用された時
ネットユーザーが
『自分はどうなるのか?』を
想像できるように分かりやすくします。

使用感が具体的に描かれていれば
お客様は『欲しい』という願望を
より強く抱かれます。

動画で商品使用の方法を見てもらう
ことも一案です。
動画を見られて連想されれば
一層イメージが膨らみます。


(4)欲望を感じてもらう

・商品を購入された場合と
・購入されなかった場合との違いを
頭の中でグルグルと交差され
「想像」から「欲望」へ誘導できれば
もう充分です。


(5)比較してもらう

だからといって、すぐ購入される
ネットユーザーはおられません。
他の類似商品を検索され
比較検討されます。

ネットユーザーが比較される前に、
自社商品の優位性がハッキリと
判別できるようにしておきます。
たとえば
すでに商品購入された顧客の
感想やレビューを掲載します。


(6)確信してもらう

商品の良さを分かってもらえば
信頼性や安心感を抱かれます。

この店の商品は大丈夫!

という確信につながり他の類似商品と
比較されても、自社商品が第一候補に
なります。


(7)決断してもらう

ようやく最終段階になります。
背中を押すコンテンツが必要です。
たとえば、
「先着10名様に特典あります」
などです。

決済方法や配送などは
できる限り簡単な仕組みにされれば
ハードルはもっと下がります。


ネットショップは自動販売機
といわれた時代がありました。
ですが、
インターネットの普及で
競合他社が増え続け
ネットユーザーもシビアになり
売る側が絶えず何かをしてなければ
購入されなくなりました。

ですから
ネットユーザーの心を動かすような
新たなコンテンツが組み込まれてるか?

『欲しい』という感動を与える要素が
絶えず創られているか?

それがポイントになると専門家は
解説されます。


一般論として、Webページは
「3秒ルール」が適応されます。
ネットユーザーはページを開いて
3秒以内に『価値があるのか?』
を判断されます。

ですから
最初に見られるページの第一印象は
大切と思います。

ページを開いた瞬間
目に入る可視領域内で
いかにしてインパクトを
与えれば良いか?

新規来訪のネットユーザーに
3秒以内で
『自分に有益な情報が載ってる』
ということを伝えなければ
他のページへ立ち去られます。

画面の目立つ場所に
画像やキャッチコピーなどの
伝えたいことを表現できてるか?

ネットユーザーに
『価値ある情報が書いてある』
と感じてもらえるように
制作されることが
ポイントと思います。

だからといって
数万〜数十万円も費やした
豪華なWebページでなくても
構わないと思います。

それよりも
一瞬でネットユーザーのニーズと
合致する印象深いキャッチコピー
『コレが欲しい!』
と感じていただくことが
重要ではないでしょうか。

たった3秒で印象を与える
感動的なページを制作され
スマホからも見やすいように
制作されれば良いと思います。

といいましても、
お客様に『買いたい』という
お気持ちを持ってもらうのは
難しいです。

文章を書かれる時は
自分の頭に浮かんだことを
一度は客観的に吟味され
読む側の目線で修正し
さらに
適度に改行して書かれたら
とても読みやすくなります。

読む側の気持ちになって
書かれたら、
素敵な文章になると思います。


(その2)へ続く



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