買う気にさせるネットショップ (その3)

商品やサービスを購入する際
消費者は何を使って
商品情報を調べてるか?

ネットが普及する前でしたら
テレビや新聞が主流でした。
ですが今は
スマホなどネットを活用する消費者が
急増してます。

ですが、ネット広告も溢れ出し
ネットから欲しい情報を入手しても、
不要な情報は排除するという
消費者主導型の社会に
変化しました。

消費者が新商品を
始めて知ったきっかけについての
アンケートではテレビCMが
根強いですが、注目すべき点は
消費者が商品を認知するプロセスが
多様化したといわれます。

『詳しくはネット検索で』というように
インターネットが普及して
商品認知のプロセスが多様化し
従来までのテレビCMに
莫大な宣伝費をかけなくても
ネットから商品情報を届けることが
可能になりました。

そして誰もが簡単に素早く
情報を知るようになり
その結果、
無数の情報が溢れてしまって
本当に届けたい相手に
確実に届けることが
やりにくくなりました。


テレビを見てたら
気になってた商品が
見つかった。
もっと詳しい情報が知りたい。

そんな消費者が、その商品の情報を
詳しく調べる手段として
9割近くがネットを利用しています。

スマホ検索すれば
すぐに手に入ります。

商品購入に至るまでの
プロセスの変化は
消費者の習慣として
定着しています。

また、お店に来られた消費者が
気になる商品を見つけられた時
さらに詳しい情報を
売り場の店員に聞くよりも
約6割以上の来店者は
・その場でスマホ検索
・後でパソコンで調べる
と答えています。


商品を詳しく調べるために
アクセスするWebサイトは
どのような情報が必要か?
というアンケートでは
『わかりやすい情報』
という回答が7割以上で
『他の商品との比較』
が続きます。

ネットショップのサイトに
『わかりやすい情報』は
必須項目になりました。

消費者の異なるニーズや
多様な価値観に対応できてなければ
消費者の心を動かせません。
 
そんなサイトを作ることが
大切になります。

ネットショップに来訪された消費者の
関心を長く引き留める戦術は
デジタルマーケティングの基本ですが、
8割以上の消費者が
『余計で雑多なものが多すぎる』
と回答しています。

消費者は欲しい情報以外は
『うるさい、要らない』
と感じてます。


ネットショップを閲覧しても
欲しい情報が
『見つからない』
『見つけにくい』
というようなページでしたら
多くの消費者は商品に対する
興味を急速に失ってしまい
『もう要らない』
となってしまいます。

ページの作り方次第で
商品の売れ行きが
大きく変わる可能性があります。

消費者の求める情報が
掲載されてないページを
閲覧した消費者の6割は
『商品購入を中断した』
と回答してます。

これでは、数万〜数十万円も費やし
豪華で素晴らしいページを製作されても
消費者が求める情報が描かれてなければ
製作費がムダになるだけでなく
逆に、2度と訪問してもらえない
おそれがあります。


だからこそ
『顧客目線で書く』
ことが大切といわれます。

頭に浮かぶままを
よく吟味されず
ダラダラと書かれたり
適度に改行もされてなければ
せっかくサイトに訪問されても
『商品の購入は止めておこう』
となります。

商品説明を書かれる時は
自分の頭に浮かんだことを
・客観的に吟味し
・顧客目線で修正し
・適当に改行して
・読む側の気持ちを考えて
制作されれば商品を紹介するだけでなく
店主の個性やお店の雰囲気を
感じてもらえます。


顧客目線が
いかに大切であるか
ということではと思います。



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