新規顧客が求めるWebサイト (その1)

ネットショップなどからネットユーザーに
クリックして欲しいのは
「申込みボタン」です。

・お問合せはフォームにて承ります。
・商品はフォームよりご請求ください。

ですが、
新規ネットユーザーにすれば
氏名や電話番号など個人情報を
知らして得られるメリットが
このWebサイトにあるのか?

見ず知らずの相手に
個人情報を伝えるのは
心理的リスクがあります。


新聞の折込チラシは
どのくらい配れば
問合せの電話が鳴るのか?

最終的に成果まで結びつく
レスポンスの確率は
0.1%以下といわれ
業種によっては0.01%以下で
1万枚を配って1件の成果があれば
良い方といわれます。

ですが
新聞折込チラシは紙媒体ですから
机の上に残ってる場合もあります。
もう一度ゆっくりと見てもらえる
かもしれません。

ですが
ネットは一度離脱されたら
跡形も残りません。
履歴はパソコンに残りますので
ブックマークしていただければ
万々歳です。

今はスマホが主流ですから
よほど魅力が無ければ
すぐ飽きられます。

個人情報などを明かしてまで
申込みフォームに書くような
面倒な行動をとってもらうことは
ハードルがとても高い作業です。

ネットを使って宣伝しても
お客様からメールが来ない理由は
ネットユーザーのリスク負担と
面倒な作業をやってもらうことに
原因があります。

フォームに書くのは億劫ですし
時間もかかります。
しかも全く知らない相手に
始めて送信する場合は
ある程度の儀礼文で
書かねばなりません。

「また今度・・・」
となってしまいます。

ネットユーザーに面倒な事を
やってもらうのは避けましょう。
負担を感じさせないことが
第一になります。


ネットからの申し込みは
有名企業などの特典付きや
人気商品を除けば
コンバージョン率は
0.1%未満です。
よほどの魅力がなければ
メールは来ません。

そのためには
お客様に魅力を感じてもらい
お金を払ってでも手に入れたいと
思ってもらうことが必要です。

商品の価値をキチンと説明することが
第2になります。

といいましても、新聞折込や
ダイレクトメールと違って
最初にアクションを起こすのは
ネットユーザーのほうです。

検索キーワードの入力など
最初に行動されるのは
ネットユーザーです。
これが重要なポイントになります。

必要な欲しい情報を探そうと
ネットユーザーはキーワード入力され
検索され、Webサイトを閲覧されます。

ですから
どんな検索キーワードを
入力されたか?
そのキーワードを読み取ることが
とても大事になります。

検索される時に入力されるであろう
キーワードに沿うようなコンテンツを
Webサイトの目立つところに記載します。

これが第3のポイントです。

Webサイトに掲載された商品写真とか
詳細説明がネットユーザーが求める
「答え」になっているか?

ネットユーザーの欲求を正確に
把握することが大切です。


言い換えれば
ネットユーザーが抱えてる
『悩みや問題』が深刻であれば
コンバージョン率は高くなります。

「お問い合わせフォーム」を
有効活用させるため
絶対にしなければならないことが
ここにあります。

ネットユーザーは何かを探してます。
しかも現在進行形で欲求しています。

「探す」という行動を
自らとっている限り
何かに困っておられるはずです。

顧客の悩みを解決するのが
ビジネスの本質です。

その『答え』をWebサイトに
載せておくことは大切です。

ネットユーザーが抱える悩みに
応えるような雰囲気がWebサイトから
醸し出されていれば充分です。

そのためにも
キャッチコピーの書き方を学ばれ
専門書を読んでテクニックを学習され
相手の心が掴むことが大切です。
これが第3のポイントです。

ネットユーザーは
何に困って 
何を求めて
Web検索されてるか?

それが分かれば
お店のWebサイトに
何を書けばいいのか?
「答え」が見つかります。


(その2)に続く