Part1 (その2)

詳しく説明します。

かなり昔のことになりますが、
数10年間、付き合ってきた知人から
私が使用権を有する物件を
"使用したい"と申し込まれました。

ですが、
その物件を第3者が使用するには、
法的な規制があり、その規制に則って
使用する必要がありました。

私は規制をクリアするため、
法律や条例などを詳しく調べ、
クリアできる方法が見つかりました。

ですが、
とても面倒な使用方法になってしい、
それでも、使用するのか どうかを
知人に尋ねました。

面倒な使用方法が無理なら、
知人は物件を使用できません。

あくまで推測にすぎませんが、
面倒な使用方法なんて
知人にすれば、どうでもよかった。
と思ったりします。

知人は、物件が使用できるのであれば、
それで構わなくて
面倒な使用方法なんて、守る気もなく、
聞き流していたかもしれません。

前述してますが、
面倒な使用方法を守らなくても
私だけがリスクを背負い、
知人は無傷のまま損も得もしません。

面倒な使用方法で使用しなければならない!

その理由は、事前に説明したはずですが、
知人にすれば、どうでもよかったのでしょう。
(多分ですが)

だから、
なぜ 面倒な方法で使用しなければならないか?
その理由も理解しようとしなかったのではと
思ったりします。

そして、とても面倒な方法でしたから、
周りから変に誤解されないように
『ココだけの話にして他言無用にしましょう。』
と約束しました。

ですが、
知人にすれば、物件を使用しているうちに、
やはり面倒くさくなったのか?
仲の良かった出入り業者に、愚痴を言うように
『秘密の約束』をスッカリ話してしまいました。

その結果
2人だけの秘密の約束が、出入り業者によって
瞬く間に、周りに広がりました。

その出入り業者は、知人から"秘密の約束"を
聞かされた時に、変に勘ぐって、
" なんか アヤシイなぁ〜 "
と疑ったかもしれません。

知人の方から『物件を使用したい』と申し出て、
私は応じただけのことのことで、
面倒な使用方法が嫌なら、
使用しなければよかったのです。

長年の付き合いもあり、
私は、どうすれば良いか?
クリアできる条件を見つけ出して
知人には、ルール違反しないよう合法的に
物件を使用することを条件にしました。
さらに、
知人と『秘密の約束』をしました。

にもかかわらず、
知人は、私との約束を反故にして
出入り業者に全てをバラしてしまいました。
それを聞かされた出入りの業者は、
訳の分からない"面倒な使用方法"を、
私のほうから提案したことで、

私のほうから知人に、
この物件を使用して欲しいと
願い出たに決まってる。

と勘違いしたかもしれません。
そうなれば、必然的に、
被害者は『知人』になり
加害者は『私』になります。
そして、
世間に広く知れ渡れば
私は『悪人』にされてしまいます。


※ご参考
約束を交わす時の相手への「言葉」の使用方法


結果から見れば、
面倒な使用方法を講じたがため、
事の経緯を知らない他人からみれば、

"なんか アヤシイ"

と疑う材料になったといえます。
そして"アヤシイ" ことは
『ココだけの話』にされやすいです。

出入り業者も、
なぜ 面倒な使用方法にしているのか?
何も分かってなかった・・・
というより、知ろうしなかった。
もちろん、
私に尋ねようとしませんでした。

"面倒な使用方法"を講じる理由を
『理解してなかった』
というよりも、
『理解しようとすらしなかった』
となります。

※ご参考
相手の嘘を見破るコツ


Part2 (序章) に続く




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